こんにちは、ナナさんです。
今日は七夕。久々に天気に恵まれたので、天の川を見ることができるかもしれません。
今日はキャリコン試験での問題提示について書きたいと思います。
マイナス要素をしょい込んで登場するクライアント
論述試験のケースに出てくるCLも 面接試験に登場するCLも、とにかくこれでもか! とマイナス要素をしょい込んで登場します。
マイナス要素は「自己理解、仕事理解、行動力不足」という自分でなんとかできそうなものだったり、
「家族の意向、人事制度、支援制度」を確認していないなど、他人に働きかけないといけないことだったり、いろいろです。
CLがマイナス要素に気づいていないのか、気づいているけど解決できないのかは、CLに話を聞かないと分かりませんが、とにかくマイナス要素の問題満載です。
勉強会での口頭試問。CCの見立てる問題点の答えは
「〇〇ができていない」「〇〇の確認ができていない」
とマイナスの指摘が目立ちます。
試験では面接が終わった後クライアント役は退出しますが、練習ではクライアント役はフィードバックする役でもあるので、その場に居合わせます。マイナスだらけだと聞いてて寂しくなります。
気付いていないところを指摘しないとクライアントは成長しませんが、マイナスの言葉の羅列になっていないか、考えてみるのもありかもしれません。
鈍感なクライアント
私が勉強会でCLをするときは、かなり鈍感なんだそうです。
指摘するならはっきり指摘してほしかったかな~
ハッキリ言ってしまうとCLが反発するかなと思い、柔らかく伝えたつもりです。気づきませんでした?
あ、そうなんですか、鈍感でごめんなさい・・・・。
はっきり言えないのは「CC主導と取られる」ことの恐れでしょう(特にJCDA)。
問題把握ができていて、かつ、指摘内容が合っていて、ポジティブな声掛けをすれば、試験のクライアントなら「そうですね」というでしょう。(仕事で正論を言うと逆にキレる方は多いので、一概には言えません)。
しかし、黙る可能性は大いにあります。
相手が黙ると不安になり、CCが話したくなるかもしれません。
合格した時のCLは黙りました。
ムカついているのか、考えてくれているのか分からなくてものすごく不安でした。
CLが考えていた場合、その後長所を含めたエピソードがポツポツ出てくる事があります。
指導、助言しても、受け入れてもらえる可能性が高くなります。
指摘する時はできたらサンドイッチ方式(長所→短所→長所)で。CLにいいところ気づいてもらいたいですよね。
それが言えたらここには来ない!
「家族の意向、キャリアパス」の確認ができていない
論述試験、口頭試問のCC視点の問題点としてあげられることが多い内容です。
方策としてキャリコン側も
「次の面接までに聞いてきて下さいね」
と言いがちです。
試験では「はい、やってきます」と言ってもらえた場合は合格すると思います。
できる方はキャリコンのところには来ず、自分で解決できるでしょう。
- 仕事が手一杯でしんどい
- 今の仕事内容が不満
- 人間関係が合わない
まずは上司に相談? 人事にきく? 勇気いりません?
(私事ですが、人事部門の雰囲気が怖いので極力近寄らないようにしています)。
また、
- 仕事が嫌だから仕事を辞めたい
- 希望退職制度に応募したい
- 退職勧奨を受けた
普段の生活を見て、家族が「退職やむなし」と思っていなければ、なかなかいいにくいと思います。
かなりハードルが高い方策ということを頭に置いておくことをオススメします。
ただ、本当に実行せざるを得ない状況なら、家族への相談、会社への制度確認は必須。
いきなり高いハードルに挑むより、
CLが負担なく取り組めそうな「低いハードルを設定する」ことが大切です。
気になることを書いてきてもらえますか(棚卸)
とりあえず何か一つする事が決まれば、それだけでホッとします。難しい内容でなくてよかったです!
と、面接でCLに言われました。いかがでしょうか?。
今日のところはこれまで。ここまでお読みいただきありがとうございました。