こんにちは、ナナさんです。
このサイトにお越しいただきありがとうございます。
梅雨入りしました。晴れの日と雨の日の気温の差が激しく、体調が変になりそうです。この夏はどんな気候になるのでしょうか?
今回はキャリコン技能士試験のケース例について書きます。
キャリコン技能士試験のケース例
受験票と一緒にケース例が送られてきます。
大体男性2人、女性3人、1人は学生です。
私は1回は自分と似た境遇の女性にあたり「嫌やな〜」と思いました。
他は中年の男性にあたっています。
事前にケース例が送付されるため、問題を見立てたくなります。
私も事前に見立てた問題があっているを確かめる質問をしたり、CLを自分の見立てた問題に誘導することもありました。結果、CLからそっぽ向かれてしまいました。
ケース例は「専門家として対応するために、事前に勉強しておく項目が書かれている紙」。当日はCLの話に集中・・・が理想。
隠された問題を引き出し、方策を提示するためには
相談者から教えてもらう、話してもらうしかありません。
ちなみに、私が試験で当たったケース例は
- 50代男性、妻、子あり
- 持病あり。会社の配慮あり
- 身体のことなど、今後のことを考えて、会社を辞めようかどうか迷っている。
このケースを見てどう感じますか・・・。
このケースを見た私の第一印象は
体調を鑑み仕事の配慮をしてもらっているが、体力面でしんどくなってきた?
子どもは高校生? 大学に進む場合、学費どうする?
実際は
体調は良好! 子供独立済み・・・・
なに?? 子ども独立???
開いた口が塞がらない。
今の仕事の問題の改善だけを考えたらよい事例でしたので、楽っちゃ~楽だったのですが、でも、敵も手ごわく、
なかなか話してくれません。
仕事でもそうなのですが、
「今」、見落としていること、思い込んでいること、やり残していることはないか・・・
を前提に方策を立てることになるのではと思います。
結局このあと、クライアントがすごい勢いで話しはじめました。
あまりの勢いに「話についていけない……。」
逆にスゴイ勢いで話された時も、「話についていく、まとめないといけない」ため要注意です。
守秘義務についての説明は必要?
キャリ協試験では守秘義務・相談時間をあらかじめ伝えるのが前提。会話のペースを整える、緊張を解きほぐすための「儀式」と考えてもいいと思います。
個人的に椅子の位置はどうでもいいと思うのですが、時計の位置は合わせないといけないので・・・。ここで時間をかけすぎると時間が足りなくなります。
一方、JCDA国家資格試験では「守秘義務」を伝え終えているのが前提。(アイスブレイクがないからペース作るのは大変だろうな~)と、思いながら練習のクライアントをやっていました。
儀式(アイスブレーク)は丁寧に……。
話の切り出し方
CDA講座ではクライアントが話し終わった後
「もう少し詳しくお話しいただけませんか?」
と、内容を指定せずに話を促すことがあります。
練習ロープレで使ってみたところ、
「ナナさん、それって、クライアントに責任を負わせるズルい質問じゃないですか?」と言われました。
その方は、JCDAの講座を受けていない方でした。
ああ、そうなんだと思いました。
しかし、試験でもやらかしてしまいまして・・・。
「もう話しましたけど、何を話したらいいのですか???」
そりゃそうだ、と思い直して
「失礼いたしました。では・・・についてお聞きしたいのですが・・・」と話題を絞り質問しなおしました。
なるべくクライアントに「自分の長所」に気づいてもらえる質問を選んで・・・。
当日緊張を和らげるために
- 話の切り出し方を練習しておくこと
- 聴きたい項目を2、3個決めておくこと
はありかもしれません。
私の前でケース例を話すのはやめて!
初めて技能士試験を受けた時は、中盤、終盤の方が練習ができそうと思い、終盤の日程を希望し、中盤の日程を指定されました。
先に受けた方のケース例がバンバン入ってくるのです。
当日は、情報として聞いてたケース例と全く違う流れになり、撃沈しました(数通りあるみたいですね)。
それ以降、「試験が終わるまでは情報、メール不要」と宣言し、2日目で設定するようにしていました(初日は土曜で子供の習い事の送迎があり無理だった)。初めの日程で受けた方が点は良かったです。
※現在は、試験期間中にケース例を漏らすと失格になるそうです・・・