こんにちは、ナナさんです。
今日は暑いです。梅雨はどこに行ったのでしょうか?
梅雨明けの天気が非常に気がかりです。
さて、キャリコン試験ネタもようやく、口頭試問までやってきました。
【鬼門】口頭試問
国家資格キャリコン試験を受ける方には「今は異業種で働いているけど、将来相談業務につきたい」という方がかなりいらっしゃいます。
ロープレ、気持ちを拾うことに必死なのと、(知りたい人はオプション講座受けてね!)スタンスの養成講座で口頭試問についてほとんど触れないので、
口頭試問が苦手な方が多いです。
でも、口頭試問のセオリーを知らないだけなので、覚えると面接も格段に良くなります。
口頭試問で聞かれること
ロープレが終わり「最悪〜〜、どうしよう」と思っているのに、間を空けずに口頭試問。拷問です。
口頭試問の答え方はどの質問も、結論⇒理由の順で解答するとカッコつきます。
口頭試問で聞かれることは大体決まっています。
- 面接でできたこと、改善するところ
- CL視点の問題点
- CC視点の問題
- 今後のかかわり(方策)
2級技能士試験では
- 関係構築ができたか
- CL視点・CC視点の問題はまとめて聞かれる。
JCDA国家資格試験では、最後に「資格を取ったらどのように活用するか」を聞かれました。
私が受けた時は「JCDA」をヨイショするのがいいという噂があったためヨイショしましたが、今はどうなんでしょうね。
また、質問の意図をはっきりさせるとクライアントも答えやすくなり、試験官にも好印象を与えるでしょう。
場数をこなし、慣れるしかないかな?と思います。
勉強会でよく聞いた解答
「面接で良かった点は、CLに寄り添いながら傾聴することで、CLの経験代謝を促し自己概念に気づいていたことです」
「できなかった点は、感情の寄り添いが不十分だったことです。」
「私が〇〇のことを質問したところ、詳しくお話しいただけたので、関係構築はできたと考えます」
寄り添った内容、経験代謝の内容、自己概念の具体的な内容が分からない・・・。
例えば、
「よかったことは、CL(の仕事の評価に納得できないという気持ち)に寄り添いながら傾聴することで、CL(の真剣に仕事に取り組み、営業成績が伸びて自信がついた、仕事が楽しかったから残業も苦にならなかった)という経験代謝を促し、(もう少し現在の仕事を続けていきたいという)自己概念に気づいていただいたことです」
あと、CL視点の問題点(主訴)は「来談目的(来談主訴)」だけでなく、ロープレの中で新たに出てきたCLの問題も合わせて答えると
「問題把握できてるな」ととってもらえるのではないでしょうか?
例えば
CLの問題点は、「来談時には●●とおっしゃっていましたが、話を進めていく中で、~という問題もあると話されました」
今後の展開(方策)は、ロープレの中で「気づき・変化」が出てきていたら、そこを深めることになると思いますが、「●●のために~を行う」と方策の目的を明確化する必要があります。
私は相談の時に「話の全体像を把握するために、一通り聞き、要約でまとめる」ことが多いです。
実際は要約ではなく「CLが使った言葉と異なる言葉」を使う、いわゆる「言い換え」になってしまっていることが多々あります。
言い換えすることでCLが問題に気づくこともありますが(リフレーミング成功!)、失敗すると「気持ちをスルーされた」とクライアントの気持ちが離れる可能性があります。ロープレでは不満を述べられて終わりますが、実務なら・・・。
検定試験の場合(特に国キャリJCDA)、CLが使った言葉を使って要約することをお勧めします。
口頭試問で挽回できるか?
論述試験対策は口頭試問対策でも効果大です。
論述試験の回答と口頭試問で聞かれることは同じだからです。
自分が書いた論述過去問の回答を、口頭試問の型にはめ音読していたので、息子に「何やってんの?」。とよく言われました。
口頭試問で「クライアントの問題点、面接の自己評価(できたところ、改善点)、具体的な方策、方策の狙い」をきちんと説明できれば、多少面接がマズくてもひっくり返せます。
面接がひどすぎると、口頭試問がいくら良くてもひっくり返すのは無理。
と、何度も試験に落ちた経験者は語ります。
とりあえず、試験の流れを一通りかけたと思います。
体験記を書いたのは大きなお世話だったかもしれませんが、参考にできるところは参考にしてくださいね。
試験を受ける方、応援しています。