こんにちは、ナナさんです。
急に暑くなりました。断捨離し過ぎて会社に着ていく服がありません。10連休に何か買おうと思います。
さて、これから本格的にキャリコン技能士試験のことを書いていきます。
2級キャリコン技能士試験とは?
- キャリコン、人事総務などの経験5年以上の方、
- 養成講座修了後実務経験3年以上
- 国家資格キャリコンに合格後経験3年以上
他にもいくつかありますが、だいたい前記3パターンで大別できるでしょう。
受験できるのは実務経験者のみ
一応「熟練レベル」の位置づけで、合格率は15%前後の試験です。
そして、受かる方は1度で受かるが、落ちる方は何度も落ちる試験です。
私も何度も落ちた口です。
- いくら練習してもロープレできへん
- 何度書いてもろくな答案書けない
不合格通知を見たときは、人間性を否定された感がありました。
一度落ちてから2年、間を空けました。
中途覚醒が続き「仕事も家庭も育児もボロボロになる。」と判断したからです。
息子が休日自分の友達と遊ぶようになったのを機に、再始動しました。
ちなみに1級は実務経験10年以上の「指導者レベル」。合格率は5%以下といいます。
受験資格はあるものの、体調を鑑み、受験することは考えていません。
技能士論述試験の試験時間、問題用紙
技能士論述試験の試験時間は60分。時間配分は、最初の10分位は逐語をしっかり読み、下書20分、清書20分、見直し10分、といいます。
私は下書きだけで30分以上掛かっていたので、見直しする余裕は全くなかったです。
解答用紙はシンプルです。
私が受けた時の解答用紙の行数は問1、問2、問3の①は3行でしたが、今は1行づつ増えています。
問3の②が6行。今は8行になっています。
大体1行辺り30~40文字前後書けると思います。行からはみ出たら一切採点されないとか、減点とか、いろいろな説があります。
以前は一行に2段書きしていた方もいたようです(すごすぎる)。
今の解答用紙は、行からはみ出ないように解答欄に「枠」が付いており、行間も狭くなっています。
出題者の意図が透けて見えます。
いずれにせよ各問を150〜300字前後でまとめないといけないので、結構大変です。
問1 相談者の問題点
CLの感情が出ている点や、繰り返して話すこと、表現を変えている所をアンダーラインや丸をつけて読む。
おやおや、ほとんど何かしら印が付いています。
困ったな、と思いつつも、問1、CLの問題点はCLの言葉を使い120字前後で要約していきます。
ここは時間をかけずにいきましょう。
問2 コンサルタント視点の問題点
コンサルタント視点の相談者の問題点は、だいたい以下の通り。
- 自己理解不足
- 仕事理解不足
- 思い込み
- 相談不足
- 情報不足
- 行動不足
- 自己効力感(肯定感)」の低下
はっきりいって問題点、ありありです。
次に、問題点のうち何個書くか。
- 書く問題の数を絞る
- 考え得る問題を書けるだけ書く
指導者により指導方針は異なりますが、他の受験対策講座のHPを見ると、「書けるだけ書く」と指導しているところが多いかな?
今は行が増えたので最低4個でしょうね。
私が注目したのは、
- 相談者自身が語った長所など、ポジティブな言葉。
- 「でも」と相談者自身がそれまでの話を否定した内容
- 私が感覚的に「なんでやねん!」と突っ込みたくなった点
事例では「相談者のネガティヴさ」が気になりますが、ポジティブな表現を拾うと本人のなりたい姿が見えてきて、問3につながると思います。
是非、いいところも探してください。
問3 目標設定について書く前に
問3の①。目標について書く前に、「キャリ協国家資格キャリコン」論述試験について補足。
問3で提案(すぐすること)を2つ挙げ、問4でそのうち1つの支援手順を書きます。
いろいろ提案しても相談者が混乱するのでスモールステップ「まずは1つ」
ということの表れではないでしょうか?
問3① 問題
技能士試験では「相談者が望んでいる状態」に向け、どう支援するかを考えます。
事例で、相談者は自ら選択肢を提示します。「選択肢」は2つないし3つ。
選択肢を選べないから悩んで相談に来ている。選べたら相談に来た目的が達成される。なら「選択肢の中から自分で選べるようになること」を少し先の目標とすればいいです。
実際、ここを目標にする方がほとんどです。
あと当面の目標として「まず何をするか」を提案します。
この提案を選ぶのが、すごく難しいのです。
提案を選べたら方策は書けます。
問3の② 方策
最初の方策は、勇気を出して相談に来たことに対しねぎらう。これまでのCLの頑張りを労う、気持ちに共感するなど、傾聴に類する内容になろうかと。
次に現状確認、情報収集。
キャリコン用語を散りばめながら書いていきます。
相談者に同意を求めるために
- 方策実行の効果は二人で検証すること
- 結びは「ご自身で選択できるよう支援する」。
この2つの文言を必ず入れる
時計を貸していただいた方からの直前アドバイスでした。
次回、どんなニュアンスで書いたか、実際に私が回答したもので確認していただきたいと思っています。