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ロシアとウクライナの戦争(?)が始まり、来年の2月で2月。日に日に関心が薄れてきています。今回はゼレンスキー大統領関連本を取り上げます。
1冊目は教育・政治ジャーナリスト 清水克彦氏の『ゼレンスキー勇気の言葉100』
2冊目はウクライナ研究会会長 岡部芳彦氏『魂の叫び ゼレンスキー100の言葉』
どんな言葉が取り上げられているのか興味を持ったので比較します。
なるべくネタバレにならないよう、努力します。
ゼレンスキー勇気の言葉100
- シンプルで強烈な言葉〜soundbite〜リスト
- 共感させる言葉〜sympathy〜リスト
- 聴衆ごとに使い分ける言葉〜custamize〜
- 現状を伝え感謝する言葉〜tweet&apparecient〜
- 提言する言葉〜suggestion〜リスト
報道の世界に身を置く著者が「言葉が与える影響」に焦点を当ててまとめた本です。
ゼレンスキー大統領就任から4月中旬までの発言の背景を詳しく解説しており、写真は少なめです。
最初に取り上げられた言葉
私は政治家ではない
(2019.4.19大統領選挙戦公開討論会)
ゼレンスキー勇気の言葉100(ワニブックス) p.19から引用
魂の叫び ゼレンスキー100の言葉
- 第1章 世界に向けて
- 第2章 戦争と平和
- 第3章 自由のために
- 第4章 戦う勇気
- 第5章 ウクライナ人として、人間として
ウクライナ研究会会長が、戦勝記念日(5/9)までの言葉から「ウクライナという国、人」に焦点を当て選んでいます。
多くの写真を用いてウクライナの美しさと戦争(ロシア目線では特別軍事作戦)の残酷さを表現しており、説明は控えめです。
最初に紹介されている言葉
ウクライナは美しかった。
でも、今はもっと偉大なものになるだろう。
そこに人々がいるから。
ー栄光あるウクライナ
(2022.3.25 Facebook)
魂の叫び ゼレンスキー100の言葉 (宝島社) p.6から引用
取り上げられた言葉の数
『勇気の言葉』『魂の叫び』双方で取り上げられた言葉の数は私が数えた範囲で
21個
若干ニュアンスが違う言葉を含めているのと、拾えてない言葉があると思います。ご容赦ください。
もう少し重なるかな?と思っていましたが…。
『勇気の言葉』の1個目の言葉(私は政治家ではない)が『魂の叫び』の100個目の言葉でしたが、何か意図があるのでしょうか?
スピーチライターは誰?
ゼレンスキー大統領は自分でスピーチ原稿を書いているのか?
脚本家の奥さんが書いているのか、アメリカの広告代理店が書いているのか…
いろんな説がありましたが、こんな記事が…。
クーリエジャポン 4/5掲載記事(イギリス新聞 オブザーバーの記事)
有料会員にならないと全文を読むことはできないので、私は有料会員になりました。有料会員になると、専門家が選んだ講談社の新書を月5冊読むことができます。
エアクロもそうですが、自分では選ばない本に触れられることはいいと思います。
クーリエジャポンの有料会員にならない方にお勧めなのがプレジデントウーマンの下記の記事です。
参考にしてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。