こんにちは、ナナさんです。
もうすぐ令和になります。前回の改元の時はしんみりしていたので、明るい雰囲気で迎えられるのはいいことだと思います。
今回も「書き方の違い」について書きます。
2ケースの違いに気づいたのは、このブログを書き始めてからで、試験を受けていた時には全く気付いていませんでした。
違い 1 表現
14回は結びに結論を書く「馴染みやすい書き方」。結論に至るまでのプロセスが評価されます。
CCの決めつけと取られないよう、センテンスの文末は「思われる、見受けられる、考えられる」とぼかします。
一方、15回では、最初に「結論、まとめ」を書きました。
仕事で「報告書、プレゼン資料」を作り慣れている方には違和感ないかもしれませんが、
- CCとして相談者の問題点を決めつけている印象を与えかねない
- 結論がズレてたらそこで終わり。
このスタイルの「解答例」をあまり見かけない理由かもしれません。
この書き方の長所は
- 採点者に解答の意図を明確に伝えられそう
- 曖昧語句を使うと解答欄のスペースをとる
ずっと落ちてるし、書き方変えてみてもいいかな?と思いました。
しかし、14回までの書き方に慣れているので、馴染むのにかなり時間かかりました。
過去問8〜14回を3回回しても馴染めない。
当日わきわきわまで過去問解いて、忘れ物しまくり。
でも、論述に時間を費やしたのは無駄ではなかったと、今は思います。
違い2 考え方
1番の違いがココ。
14回まではCDA講座、勉強会で叩き込まれた
「相談者自身が問題点に気づくような支援を行う。目標設定、行動ができるよう支援を行う。
相談者自身に経験を棚下ろす作業をさせたり、調べさせる作業をさせることで、相談者自身が問題に気づくよう支援。意識、行動を変えていく。
決めつけ、誘導せず、外堀からじわじわ攻めて、問題解決を目指していきます。
一方15回は、相談者とCCとの間に「この人だったら大丈夫!」という信頼関係ができているのが前提ですが、
CC側から相談者の問題を指摘、問題解決のための提案を行う。相談者の同意を得た上で、問題解決に向け行動することを支援
CCの働き掛けがが大きくなるので、問題をCCが決めつけ、誘導していくイメージが出てしまうのは否めません。
しかし、相談者の立場に立てば
- 問題点の提示
- 問題解決の提案の提示
- 提案実行手順の提示
があると、課題に取り組むハードルが低くなり、早く取り組めば、早期解決が見込めます。
だから、問3 方策では
①〜④の順に方策を実行する
と方策の実行順を明記しました。
外してたら終わりです。
CLに依存心が出てくると失敗しますし、相談者が自分の問題に気づかせるためにも
相談者とCCとの協働作業である
と釘を刺しておきます。
今までと違う切り口で解いてみて、どちらの書き方がしっくりくるかを考えることも、対策としてありかな?と思います。
ちなみに14回はギリギリ60点、15回は75点です。
14回の回答を見返すと
思いついた順、考えついた順番に羅列しているだけ。
よく60点取れたな〜、と思います。
面接試験では、相談者に対し「問題解決までの流れ」を丁寧に説明するでしょう。
14回の書き方でも面接試験と同じように「問題把握→問題提示→方策実行→解決」を解決までの道筋を順序立てて書いていけば、高得点は取れると思います。