こんにちは、ナナさんです。このページを見つけていただきありがとうございました。
今日は、5月16日訪問の続き「日系パビリオン」の訪問記録をお届けします。ただし、3か月前の内容ですので、現在の状況と異なる場合があること、またこれは筆者であるナナさんの個人的な感想に基づいていることをご了承ください。



初めて日系パビリオンを訪れた時のことを振り返ると、海外パビリオンの派手で目を引く展示とは対照的に、企業技術を地道に紹介するスタイルが日系パビリオンの特徴のように感じます。派手さがないせいか、現在見られる口コミも「渋め」なものが多いような気がします。
夜の地球 Earth at night
- ナナさんおすすめ度
- お子様おすすめ度
- 待ち時間 なし
「夜の地球パビリオン」は、3か月たった今でも日系パビリオンの中では私の一番のお気に入りです。日系パビリオンは「完全予約制」で見たくても見られないところがほとんど。ほぼ待たずに素晴らしい技術を見ることができるなんて、なんて素晴らしい!と個人的に考えています。ただ、好みは分かれると思いますし、お子様には合わないかな?。
最初の印象は、「夜の地球? なんで大漁旗が?」という少し不思議な感覚でした。でも、待ち時間がなかったので「とりあえず入ってみよう」!
まず目に飛び込んできたのは、地球儀が完成するまでの気の遠くなるような工程を紹介するパネル展示。ドイツパビリオンのライブが迫っていたのもあり、説明を軽く確認し、「夜の地球」と対面しました。
この地球儀は37人の職人が5年をかけて作り上げたもので、直径は1メートル。黒と金の見事なコントラストが目を引き、その美しさに思わず見入ってしまいました。さらに、この地球儀は2024年の能登半島地震でも無傷だったため、「奇跡の地球儀」とも呼ばれているそうです。
また、東京、ロンドン、ニューヨークなど、世界の主要都市が輪島塗で表現されたパネルも見どころのひとつ。個人的には、九谷焼などの石川県の伝統工芸品の魅力にもとても惹かれました。
日本の文化や伝統工芸の繊細さを肌で感じられるこのパビリオンは、特に「時間がないけれど、できるだけ多くのパビリオンを楽しみたい!」という方におすすめです。

飯田グループ・大阪公立大学パビリオン
- ナナさんおすすめ度
- お子様おすすめ度
- 待ち時間 5分
飯田グループホールディングスと大阪公立大学が共同で出展したこのパビリオンは、未来の住環境や都市開発に焦点を当てています。遠くからでも目立つ真っ赤な西陣織の外観が特徴で、近づくとその織目の細かさが堪能できます。
日中は待ち時間が40分程度ですが、夜の訪問だったためほぼ待ち時間なく入場することができました(3か月たった今も、待ち状況はそう変わっていないと思います)。入場後、5分程度の導入映像を見てから展示室に進みます。
展示内容では、日本が最先端を走る人工光合成技術に驚かされました。光+二酸化炭素+触媒によってギ酸(CO₂の固定と再利用に利用)+水素(発電に使用)を生成する仕組みが紹介されており、この技術を活用したスマートハウスが展示されています。また、未来のスマートシティのジオラマでは、ミャクミャクさまが隠れているという遊び心ある設計も!
人工光合成研究に携わる学生さんたちのコメントも興味深く、万博展示に携わる大学生(大学院生)ってそうそういないし、得難い経験をしていていいな~と思いました。
ナナさんうちの息子もハム大(大阪公立大学)行ってくれへんかな・・・(私立志望やからありえないけど)
さらに、パビリオン内にはレストラン「洋食KISSHO」が併設されており、未来の都市模型を眺めながら食事を楽しむことができます。口コミ評価も高く、次回訪問時にはレストランともう少ししっかり説明を読み込みたいと思いました。


ORA外食パビリオン 『宴〜UTAGE〜』
- ナナさんおすすめ度
- お子様おすすめ度 (ただし体験イベントの予約が取れれば・・・)
- 待ち時間 なし
「宴~UTAGE~」パビリオンは、このパビリオンは、大阪外食産業協会(ORA)が主催しており、日本の食文化を世界に発信することを目的としています 。
パビリオンの1階では、おにぎりやサンドイッチなど、気軽に食べられるテイクアウトフードやお土産用のお菓子を購入できます。値段もパビリオン飯と比較するとお手頃。
今は大屋根リングの下にキッチンカー形式のお土産ショップがあるので幾分ましになったと思いますが、夕方以降のお土産店は入店するだけで30~40分と非常に混雑するため、宴で「万博限定菓子」をササっと買えるのは個人的には穴場ではないかと思います。会社用にいくつかお菓子を買いました。
2階では、食の体験や展示が行われています。お茶体験、うどん打ち体験やお好み焼き体験などが体験できます。期間によりイベントが異なること、万博アプリではなく、出店企業の企業ホームページからの予約が必要なので要注意です。


万博3回目にして初の日系パビリオン訪問。雄大な自然などの映像が多い外国のパビリオンと比較すると地味な印象はあるものの、先端技術を目の当たりにすることができる万博の良さを痛感することができました。
帰りのバスが出るまで、もう少し回れるかも・・・。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

