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【大阪・関西万博の記憶】コモンズCパビリオン 印象に残る4か国を紹介!

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こんにちは、ナナさんです。このページを見つけてくださりありがとうございます。

今回は コモンズC をまとめます。コモンズCは大がかりな展示が多く、11か国が参加しています。ヨーロッパの国が多めです。

この記事では、先に紹介したウクライナ以外で、特に印象に残った4か国をご紹介します。

2025年9月20日 ガボンパビリオンの画像を変更しました!

目次

印象に残った4か国の紹介

モンテネグロ ― 映像で楽しむアドリア海の自然(5/3訪問)

バルカン半島西部、アドリア海沿岸に位置する国。世界遺産コトルの湾や山岳地帯の景観で知られ、観光資源が豊富。面積は小さいながらも自然と文化遺産が凝縮され、観光立国として成長しています。

コモンズCに入って最初に目に入るのがモンテネグロのジオラマ。その流れで、ここが私にとって万博で最初に入場したパビリオンとなりました。入場までにおよそ15分待ち。小さな展示でも待機列ができることに驚きました。展示内容は横になって自然映像を楽しむスタイルで、座って見ても十分に迫力があり、リラックスしながらモンテネグロの魅力を感じられました。


サンマリノ ― 小さな国で出会った大きな誇り(5/3訪問・7月再訪)

世界で5番目に小さい共和国。イタリアに囲まれながらも中世以来の独立を守り続け、現在も民主的な体制を維持しています。首都のサンマリノ市は城塞都市として有名で、歴史と誇りを象徴する存在です。

訪問した5/3はちょうどナショナルデイ。「ナショナルデイって何?」とその場ではピンと来ず、今思えばもったいないことをしました。展示はデザインがすっきりしていて映像も洗練され、ユネスコ記憶遺産候補の「世界最古の写本(レプリカ)」まで展示されていました。小さなパビリオンに万博らしさがぎゅっと詰まっていて、コモンズCでは一番のお気に入りです。母を車いすで連れて行きましたが、映像や文化財にはあまり興味がないようで反応は薄めでした。


ガボン ― ジャングルに包まれる大迫力映像(9/7訪問)

中央アフリカ西岸に位置し、国土の約8割を熱帯雨林が占める自然豊かな国。多様な野生生物の宝庫であり、森林資源や石油資源も豊富。近年は持続可能な発展や環境保護にも力を入れています。

ここは三方を囲む大スクリーンに圧倒されました。熱帯雨林の迫力ある映像、環境開発の紹介、野生動物の姿が次々と映し出され、ただ立っているだけでジャングルの中に入り込んだような没入感があります。入れ替え制で待ち時間は発生しますが、それだけの価値がありました。写真では伝えきれない臨場感に、「万博でしか味わえない体験だな」と感じました。


クロアチア ― 気候を体感するユニーク展示(9/7訪問)

アドリア海に面した観光立国。歴史都市ドゥブロヴニクやプリトヴィツェ湖群国立公園など、世界遺産が数多く点在します。内陸部と海岸部で異なる気候を持ち、自然と文化の多様性を備えています。

会場に入ると、天井からホースがぶら下がっていて思わず「何これ?」と声が出ました。実は温水と冷水を使い分け、クロアチアの5つの気候区分を再現する仕組み。日本にはない地中海性気候も体験できるのですが、大阪の蒸し暑い夏に再現するのはやや厳しいと感じました。それでも「気候を体験させる」という試み自体がユニークで、記憶に残る展示でした。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

コモンズCは展示規模が比較的大きいため、パビリオンにも各国の個性が発揮されていました。

次回はコモンズDのパビリオンを紹介します!

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