こんにちは、ナナさんです。このページを見つけていただきありがとうございました。
5月25日万博備忘録の続きです!
セルビアパビリオンを出た後は、閉場時間の夜7時までラストスパート!「翌日の仕事に響かないように」という思いから、日曜日に行くときは、7時までに会場を出るようにしています。

EUパビリオン
- ナナさんおすすめ度
- お子様連れおすすめ度
- 待ち時間 10分未満
5月16日はVIP訪問で入れなかったEUパビリオン。この日は待ち時間10分足らずで入場できました!
パビリオンのテーマは「未来を育む」。一歩足を踏み入れると、まるで森の中にいるような、静かで穏やかな空気に包まれます。館内は「自然との共生」「持続可能性」「つながり」がキーワード。これらがそのまま空間に表現されていて、歩いているだけで癒される場所でした。
特に印象的だったのは、EUの名所を背景に記念撮影ができるフォトブースです。撮影した写真はスマホに保存できるので、お得感がありました!フィリピンパビリオンにも同じものがあったのですが、ここでは待ち時間なしでサクッと撮影できました(ただし、7月に再訪したときは、待ち時間が出ていました。再訪時の話は後日UPします)。
さらに驚いたのが「枯山水を描くロボット」です。ゆっくりと砂に模様を描いていく姿は、どこか神秘的で心が落ち着きます。「なんでEUで枯山水?」と不思議に思いましたが、これも異文化を尊重するEUらしい表現なんですね。

チュニジアパビリオン
- ナナさんおすすめ度
- お子様連れおすすめ度
- 待ち時間 20分
EUパビリオンの次は、チュニジアパビリオンへ。地中海の美しい文化を反映した、エレガントなデザインのパビリオンです。待ち時間は20〜30分ほど。でも、入り口では職人さんが目の前で鮮やかに壺を作っていて、その様子に見入っていたらあっという間でした。
パビリオンに一歩足を踏み入れると、ふわっとジャスミンの香りが漂ってきて、一気に非日常の世界へ引き込まれます。中に入ると、古代カルタゴ文明の遺跡からサハラ砂漠の絶景、そして水生成の最新技術まで、チュニジアの歴史と未来をたっぷり体感できます。特に、映像空間でサハラ砂漠の満天の星空を見上げた時は、まるで本当にその場にいるようで感動しました。
映像エリアの先には、チュニジア料理を楽しめるカフェコーナーがあります。ここはパビリオンの入場者しか利用できず、しかも万博にしては手頃な価格でお得感がありそう。クスクスなどは万博が終わっても行動エリア内で食べられそうなので、個人的には後回し。
にも関わらず、会社で「チュニジアパビリオンカフェで私は食べてないけど、穴場っぽくて良さそう!」と勧め、本当に食べてくれた同僚。「お値段の割には量もあって美味しかった!、落ち着いて食事できたのが良かった」と感想をいただきました。
出口付近には、陶器やガラス製品、オリーブの木で作られたキッチン雑貨が並ぶお土産コーナーもありました。荷物になるので断念しましたが、美しい色合いの雑貨をずっと眺めていたかったです。
ジャスミンの花のカーテンに後ろ髪を引かれる思いで、パビリオンを後にしました。

チリパビリオン
- ナナさんおすすめ度
- お子様連れおすすめ度
- 待ち時間 なし
チュニジアパビリオンを出て、お隣のチリパビリオンへ。ここは待ち時間なしで入れました!
細長い国、チリの魅力がぎゅっと詰まったこのパビリオン。まず入り口で目を引くのが、先住民族の職人さんが手作業で織り上げた巨大なタペストリー「マクン」です。なんと242平方メートルもの大きさで、地元に伝わる文化や伝統が細かく表現されています。幾何学模様に込められた意味を知ると、さらに感動が深まりますよ!
館内では360度映像シアターを体験。目の前にアンデス山脈の絶景や、星空が美しいアタカマ砂漠が広がり、その壮大な自然と、持続可能な社会づくりの様子に引き込まれていきます。
でも、チリパビリオンのハイライトは、やっぱり「ワインの試飲」だと思います。インスタグラムから申し込めるらしいのですが、実はまだ行けていません…。試飲に参加した会社の同僚も「よかったよ」と言ってたし、万博が終わるまでには、なんとしてでも参加したいなぁ。試飲に参加できたらおすすめ度★5になるかも・・・。
セネガルパビリオン
- ナナさんおすすめ度
- お子様連れおすすめ度
- 待ち時間 なし(R7.7は10分程度の待ちが発生してそう)
チリパビリオンを出て、もう一つ行けそう…ということで、ライオンの看板が目印のセネガルパビリオンへ。ここは待ち時間なしで入れました。
館内は英語での展示が中心で、日本語の説明はありませんでした。でも、そんなことは気になりません!迫力満点のサファリや、セネガルの国技である格闘技「ランブ」の映像に、思わず見入ってしまいました。言葉が分からなくても、十分楽しめる工夫がされています。
壁一面には、セネガルの「今」と「未来」を映し出す写真やパネルがずらり。まるで一冊の物語を読んでいるようで、セネガルという国を深く知ることができます。さらに、大きな絵画にも圧倒されました。世界遺産にも登録されているジュッジ鳥類国立公園の壮大な風景や、セネガルの文化を象徴する芸術作品は、一見の価値ありです。

バングラディッシュパビリオン
セネガルパビリオンを出た後、隣のバングラデシュパビリオンへ。ひときわ目を引く金色のドームが印象的なパビリオンです。まるで万博会場に、太陽の光を浴びた黄金の寺院が建っているかのよう。
パビリオンの中に入ると、まず目につくのが伝統的な織物「ダッカモスリン」です。「織られた空気」とも呼ばれるこの織物は、指輪を通るほど繊細で、その美しさと技術に圧倒されます。また、バングラデシュの主要な産業である繊維産業についても、未来に向けたサステナブルな取り組みが紹介されていました。
そして、私が特に心を奪われたのは、この国の生命線であるデルタ地帯のジオラマです。世界最大のデルタ地帯が生み出す豊かな大地が、精巧な模型で表現されていて、そのスケール感に思わず見入ってしまいました。ここから多くの農作物が生産され、人々の暮らしが育まれているのだと思うと、ただの模型ではない、深い意味を感じます。

私の中での万博リミット時間午後7時。東ゲートに向かう前にハンガリーの民族音楽ライブをちらっと見て会場を後にしました。
短い時間でしたが、万博では世界の様々な文化や歴史、未来の技術に触れることができ、まるで世界旅行をしているようです。ドローンショーはまだ見れていませんが、仕事に響かないように早めに帰るのも私なりの万博の楽しみ方。
万博はまだまだ続きます。これからも、色々なパビリオンを訪れて、私の「万博備忘録」を更新していきますね。
また次の記事で、お会いしましょう! ここまでお読みいただきありがとうございました。
