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【 大阪・関西万博の記憶】サクッと回る世界の旅③ 〜スペイン&インドネシア&サウジアラビア&ベルギー〜

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こんにちは、ナナさんです。このページを見つけていただきありがとうございます。

今回は、6月15日に訪問した大阪・関西万博の記録「サクッと回れるパビリオン」紹介の第三弾、スペイン、サウジアラビア、インドネシア、ベルギーを紹介します。

約2カ月前の話なので、現在の状況とは違う点もあることと、あくまで、私ナナさんの主観に基づいたレポートとして読んでいただけると幸いです。

6/15は東ゲートから昼過ぎに入場したのですが、10分もかからずにスムーズに入れました。
この日の目当てはパビリオンではなくイベント「東北絆まつり」。しかし、待ち時間が短いパビリオンが多く、ついつい列に並んでしまいました。

目次

スペインパビリオン

  • ナナさんおすすめ度 
  • お子様おすすめ度 
  • 待ち時間:20分

私が初めて万博を訪れた5月3日は、スペイン館に入るのに1時間待ちでした。その時は中に入るのを諦めましたが、建物の前の階段で民族衣装を着て演奏している姿がとても印象的でした。

スペイン館のテーマはいのちとつながるパビリオン。海と地中海文化、日本との歴史的文化が紹介されていました。深海を思わせる展示空間では、ブルーエコノミー(持続可能な海洋活用についても学べます。

それに比べると、この日は待ち時間がかなり短くなっていて驚きました。「展示のスケールが大きいのに待ち時間が短い」という理由で、同僚にこのパビリオンを結構おすすめしています。

海の展示室を出ると、情熱の国スペインを表現したような、まぶしいオレンジ色の廊下に出ました。その先のショップには、スペインの雑貨や食材が並んでいました。値段も手頃でしたが、荷物になるので今回は見送ることに。

レストランも併設されていましたが、スペイン料理は万博後も楽しめるので、今回は見送りました。でも、本当に美味しそうでした……。


サウジアラビアパビリオン

  • ナナさんおすすめ度 
  • お子様オススメ度 
  • 待ち時間 15分

圧倒的なスケールを誇るサウジアラビア館は、超人気の「IRTHレストラン」や夜の素晴らしいショーが話題です。先週夕方に前を通った時も、ショー目当てでたくさんの人が待機していました。

屋根のない高い塀に囲まれた建物は、サウジの伝統的な中庭文化がモチーフ。本国から建材や植物まで持ち込んだそうで、プロジェクションマッピングが映える素敵なショーになるのだろうな、と思いながら通り過ぎました。

6月に訪問した際は、大屋根リングの下まで待機列が伸びていましたが、意外にも20分ほどで入場できました。5月に前を通ったときは90分待ちだったので、待ち時間の短さにびっくり。パビリオンだけなら、今も20〜30分待ちで入れるのではないでしょうか。星は「ショーなし」の評価とお考えください

中庭の「サウジ広場」を抜け、室内へ。アラビア文字をモチーフにしたデザインや、美しいアラビア書道を見ることができました。仕事でアラビア語ネイティブの方と翻訳サイトを介して対応したことがありますが、アラビア語って右から書く横書きなんですね。

次の「文化音楽スタジオ」では、サウジのアーティストたちとライブ中継で演奏していました。砂漠のイメージが強いサウジアラビアですが、紅海の3Dプリンティングによるサンゴ再生技術も紹介されており、環境問題への取り組みも本格的だと感じました。

また、2030年に完成予定の未来都市Neom」や「THE LINEの展示は、そのスケールの大きさに圧倒されました。

パビリオンを出たところにはショップとカフェがありましたが、アラビアンコーヒーの量と値段に驚き、今回は見送ることに。Tシャツのデザインがかっこよくて欲しくなりましたが、ぐっと我慢しました!

インドネシアパビリオン

  • ナナさんおすすめ度 
  • お子様おすすめ度 
  • 待ち時間:15分

私の中で、海外パビリオンの暫定3位はインドネシア館です(1位はイタリア、2位はヨルダン)。クウェート館に行けたら順位は変わるかもしれませんが、現時点では”私の中での3位”の座をキープしています。

私のおすすめポイントは、入口の植栽で森林浴ができること、待ち時間が短いのに展示が充実していること、そして映像を座って見られることです。これらのバランスが取れているので、万博初心者にもおすすめしています。

インドネシア館のテーマは調和の繁栄」。自然・文化・未来を融合させ、多民族・多文化社会が共存する様子を体感できます。巨大な「船」をモチーフにした建物も目を引きます。

最近はパビリオン前のパフォーマンスで注目を浴びていますが,実際気軽にスタッフの方が声をかけてくださるパビリオンだと思います。

この日もスタッフの方に「すぐに入れますよ」と誘われ、15分ほどで入館。中に入ると、まるでジャングル! 涼しい! 森林浴効果で疲れがスーッと引いていくようでした。スロープをゆっくりと上がりながら、壁に展示されている伝統工芸品を鑑賞しました。

未来エリアでは、ジャカルタから移転予定の新首都ヌサンタラの構想を映像とマッピングで体験できます。マレーシア(ボルネオ島)のコタキナバルでダイビングライセンスを取った私。なぜカリマンタン島(ボルネオ島)遷都なのか、色々と想像が膨らみました。時間ができたら詳しく調べてみたいです。

最後の映像エリアはまるで映画館のよう。イスに座って映像を見られるのが至福のひとときでした。

パビリオンの出口には、ショップとカフェがありましたが、行きつけのインドネシア料理店があるのでこれまたスルーです。

ベルギーパビリオン

  • ナナさんおすすめ度 
  • お子様おすすめ度 
  • 待ち時間:35分


5月にイタリア館に並んでいたとき、「ベルギー館も結構並ぶんだな〜(90分)」と思いながら見ていました。この日はスタッフさん曰く60分待ちでしたが、列の長さを見るともっと短く感じ、並び始めたところ、35分で入館できました。

白を基調とした建物に、ふわふわと浮かぶ球体はまるで雲のよう。建物自体がベルギーの3地域(フランダース・ワロン・ブリュッセル)と、水の三態(固体・液体・気体)を表現しているそうで、ちょっとしたアート作品のようです。

入場前に、スタッフさんからベルギーの定番お菓子ビスコフをいただきました。シナモンの香りとザクッとした食感がクセになります。こういうちょっとした心遣いは、すごく嬉しいですね。

入館すると、水が天井から滴り落ちる中庭が。インドネシア館のジャングルにミストが加わった感じで、さらに森林浴効果が高いと感じました。

展示室へ向かう途中の天井には、ベルギーの子どもたちが作った希望の花が飾られていました。日本の金継ぎ技術を融合させたアート作品が飾られていました。傷ついたものを美しく修復する金継ぎのように、「いのちの再生」や「希望」を象徴しているそうで、立ち止まって見たくなりましたが、立ち止まると迷惑をかけそうなのでゆっくり進みました。

展示テーマは人間の再生。医療に特化したパビリオンで、3つのゾーンに分かれていました。

  • REACT(対抗): ワクチン技術やAI医療、患者の仮想モデルを作る「デジタルツイン」技術を紹介
  • REPAIR(回復): ナノテクや人工心臓など、身体の修復に関する技術や「老いを測る」という新しい発想を紹介
  • RENEW(革新): 再生医療やメンタルヘルスなど、未来の医療がテーマ。

新型コロナ流行後は、些細な病気では病院に行きにくくなっているような気がするので、早く遠隔医療ができるようになってほしいと心から願い、展示室を後にしました。

ベルギーグルメを楽しみたいところでしたが、レストランは「本日は満員のためクローズ」の表示が。キッチンカーも並んでいたので、今回は見送ることに。

出口からすぐにショップが見えますが、一度外に出て並び直す必要がありました。人気のチョコレートは午前中が狙い目らしいですが、暑い時期なので買うのはためらいます。皆さんどうしているのでしょう?


この日の海外パビリオン見学はここまで。海外パビリオンを堪能しすぎました。この後は日本のイベントを楽しみます!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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