こんにちは、ナナさんです。このページを見つけていただきありがとうございます。
万博ロスのなか、先月親戚が一同に集まる機会があり、息子絡みで考えさせられることがありました。
息子の近況

万博前に書いた最後の記事(2年前・・・・)

大学授業料無償化を活用しているいとこ
いとこには3人お子さんがいて、一番上の娘さんが大学生。
男性今年から大学授業料無償化制度が使えるようになって、ものすごく助かってる
その場では「へぇ、すごいね〜」と軽く聞いていたのですが、家に帰って条件を調べてみたところ……びっくり。
息子は一人っ子なので多子世帯無償化制度の対象にはならないのですが、仮に対象だったとしても、これはなかなか厳しいと実感しました。
というのも、この制度は大阪府の「私立高校無償化」と違い、
**成績要件あり(=高校での評定平均3.5以上)**が基本。
そう、実は給付型奨学金と同じ条件なんですよね。
3.5に届かない場合も可能性はありますが、レポート提出など追加条件が必要で、確実ではありません。
しかも大学入学後も、単位を取れていないと継続が難しい仕組み。
「情報を知っていれば誰でもOK」と思っていたら、実際は“日々の積み重ね+継続力”が必要な制度なんだなと気づきました。
詳しくは下記リンクを見てくださいね!
高校の評定平均は中学と違う?
息子にこの話をしたところ



3.5? 俺のクラスで取ってる奴そんなにおらんと思う



指定校推薦は4以上いるイメージだけど、指定校推薦受ける子おらんの?



俺が知らんだけかもしれんけど、指定校推薦の話は周りからは聞かん。
中学と違い、同じくらいの学力の子たちが集まる環境。息子高校ではうろ覚えですが“平均点=評定3”と聞いたような。そう考えると、息子高校で3.5ってかなりの数字なんですよね。
息子は“知らんだけ”で、きっと4以上の子はいます。でも、簡単なハードルではないのは確か。
いとこのお嬢さん、あらためてすごいなぁ…と思いました。
自称進学校で上等!
息子の高校は校風は比較的ゆるやか。先に述べたように評定は取りにくいようで、
- 一般入試で国公立・関関同立
- 公募推薦は産近甲龍
という印象です。
(このあたり馬渕偏差値U50高校全般に言えるのではないかと推測)。
よく「自称進学校=地方国公立推し」と言われますが、息子の学校は少しニュアンスが違うよう。
- 理系→学費や環境面で地方国公立を紹介
- 文系→そこまで“ゴリ推し”ではない
という感じです。
また、公募推薦については**「勧めないけど止めもしない」**スタンス。
各家庭や本人の希望を尊重してくれる距離感で、これはありがたいところです。
馬渕偏差値50以上の高校になると、公募推薦受けるのかな?(知らんけど)
親として気になる“進学実績の見え方”
最近は一般選抜でも
- 従来型学科試験
- 共通テスト併用
- 共通テスト利用
と方式が多様化しています。
合格実績が伸びているように見えても、実人数が昔と大きく変わらない可能性もあるのかな、と感じています。
息子の入試後に改めて考えたいと思います。
進路説明会で気づいたこと
高校入学後初めて参加した進路説明会でびっくりしたのが、教育産業の担当者が登壇したことでした。
私立なら分かりますが、公立高校でもこういう時代なんですね…。「進路=学校」が中心だった私の学生時代とは、空気が変わってきているのを感じました。
担当の方のお話は



少子化でも大学定員は増えている
親世代より入試は“相対的には”易化している
どこで学ぶかより、何を学ぶかの時代
という内容で、基本は地方国公立推し&共通テスト全力というスタンス。
確かに、数字の面ではそうなのかもしれません。
でも私は、勉強内容は昔より難しくなっていると感じています。特に英語。
気のせいかと思い、後日大学生の子供がいる友達にも聞いてみました。



関関同立行かせようと思ったら、英語は準1級レベルちゃう?
うちらの時は2級で十分やったけど、今は中学生で2級やもんね。
やっぱり、今の子は大変です。息子なりに頑張っているんだな、としみじみ思いました。
そして進路の先生の言葉でハッとしたのがこちら↓



奨学金は入学後の支給です。
入試費用や入学金、前期授業料は事前にご準備ください。
直前に『どうしましょう』と言われても、学校ではどうにもできません
確かにその通り…。我が家もそろそろ資金計画、動かします。
むすび
奨学金のことを調べたつもりが、気がつけば受験制度から英語のレベルまで、いろいろ考える時間になりました。
背伸びしすぎず、わが家のやり方でいくのが一番なんですが、実際のところ我が家は穏やかではなく(笑)、「国語やってるかー!!」と、時々プレッシャーかけてます。
高校生に「勉強しろ」というのはどうかと思いつつ、「私は天才児の親じゃないので・・」と、開き直っています。
ただ、やれる範囲で息子は頑張っていると思います。あとは本人次第。そんな気持ちで見守っていきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。


