こんにちは、ナナさんです。
このページを見つけてくださり、ありがとうございます。
来春の大阪府立高校の入学定員が発表されました。今年の春話題になった「寝屋川ショック」ですが、父が寝屋川高校出身で、ずっと頭の片隅に残っていました。
当時の報道を見たときの思いやその後の進学実績を見て感じたことを、個人の備忘録としてまとめておきます。
※あくまで一保護者の視点で、ゆるく書いています。
【最近の息子の様子】


寝屋川ショックと父のぼやき
寝屋川ショックの後の父との会話を再現
おじいちゃん寝屋川って大阪でも入試の倍率が高いので有名やったのに…なんでや・・・。
ただ、今回報道を見て進学実績見てみたけど…私立行くのも分かるかもと感じた。



今の生徒さん、お父さんが学んだ同じ建物で勉強してるんやで。建て替えもするやろし、終わったらまた元に戻ると思う。
関関同立にもう少し合格してても良さそうだけど、出願数を絞ってるのかも知れん。大阪公立大学の合格者数を見る限り実力は偏差値通りじゃない?
大阪の人気高校の定員割れ・・。父だけでなく、私も衝撃を受けました。
来春の定員は40名減になったので、来春は定員割れはないと思っています。
その理由を3つ挙げたいと思います。
大学進学実績
一番の理由は先に挙げた大阪公立大学に20名近く合格させている高校であること。
馬渕偏差値50(五ツ木偏差値60)前後の高校を見ていると、大阪公立大学の合格者数は概ね20名前後に落ち着くケースが多く、寝屋川高校も同様の数字が出ています(学校公式合格者数22名)。
関関同立が少なめに見えるのは、立命館大学の合格者数が影響してるのかも…。
学校公式合格者数は113名で決して少なくないのですが、北摂には立命館に300人以上合格している高校が複数あるため、”地域差、相対差”で少なく見えるのかな? と、感じました。
また、C問題を嫌って私立に流れた可能性はあります。
第一志望が関関同立なら、私立高校に進学し、指定校で…と言う選択肢もありますが、注意点があります。
私立高校から指定校推薦で関関同立の某大学に進学した友達の話を聞いた息子



俺も私立行けばよかった



私立でも入学してから上位キープせな指定校は厳しいんやで。
そもそもあんたが合格した竹コースは指定校推薦対象外やったんやで…。
定員割れ=学力低下?についての私の考え
時々耳にする話



定員割れで入学者の層が変わってレベルが下がるのでは?
2020年に英国数が全てB問題になった時感じたのが



寝屋高、なんでBに変えたん?
今は 国語・数学C問題対策が必須なので、そこまで心配する必要はないのかもしれません。
息子との雑談から見える“上位層”の存在
息子は馬渕偏差値U50の高校に通っていますが



「文理学科の高校にも行けた」と言ってる友達がチラホラいる。
実際に五ツ木模試の合格者最高偏差値を見ると、確かに文理学科レベルの生徒はいるので、京大・阪大・神大に行く層はこのレべルの生徒かも?と推測しています。
下記のリンクから五ツ木模試資料に飛べます。


将来的なカリキュラム移行
寝屋川高校は、令和11年度から、泉陽高校と共に「文理探求科」への移行の話も出ています。
この文理探究科がどのようなものなのか・・・。
あくまでも普通科ということです。来春から移行する春日丘高校・狭山高校の様子を見てからの判断になりますが、少なくとも寝屋川高校の廃校はないのだろうと思います。
探究は、将来に役立つ取り組みだと思う反面、子どもの性格によっては合う・合わないが大きい のも事実。
通常の普通科でも探求の授業はあり、息子もプレゼン課題に苦戦していました。
自分で調べて発表するための準備が大変そうでした。仮に大学に入学できても、やっていけるか非常に心配です。
細かい作業や発表が苦手な子には、探究が多いカリキュラムは少し大変かもしれません。
制服「標準服化」への移行
寝屋川高校の男子制服は学ランです。
息子が中学に入学する前に、周りのお母様方に聞いたのが



男子は冬寒くても学ラン着ないやで! ありえない!
自分の中学生時代だと「着ない」のはありえなかったけど、息子は、写真撮影の日など指定日と、受験日、卒業式など数えるほどしか着ませんでした。
標準服化は私立との差別化にもなるはずです。
中学が学ランなら買わなくて済むし、女性も似たデザインならコストは抑えられそうです。
冠婚葬祭用と割り切るのも十分アリだと思います。
まとめ
「寝屋川ショック」という言葉は大きく取り上げられましたが、受験環境も校風も変化の途中。
父の母校ということもあり、自分の母校ではないけれど、いち保護者として寝屋川高校を勝手に応援しています。