こんにちは、ナナさんです。このページを見つけていただきありがとうございました。
6月15日のメインイベントはMATSURIで行われている”東北絆まつり”のはず・・・なのですが、WASSEってどんなとこなんやろう・・・と妙な好奇心がむくむくと膨れ上がりまたしても寄り道・・。寄り道話にもうすこしお付き合いください・・。

WASSEイベント RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~
この日、万博会場のEXPOメッセ「WASSE」ステージで開催されたイベントは「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」。タイトルを見て「食のイベントかな?」くらいの軽い気持ちで入場しましたが、食を通じて地域や人のつながり、新技術を垣間見ることができました。
昔の農業での水活用法や日本各地の味噌、豆腐の違い、民泊についての展示とともに「ミャクミャク様人形を持って記念撮影」できるスペースもありました。
メインステージではフランスと日本を代表するパティシエの青木定治さんによるトークショー。パリで抹茶スイーツが受け入れられるまでの苦労話を、苦労を感じさせない軽いトーンで話していました。試食スペースもありましたが、整理券はすべて配布済で味わえず、残念。
その後農業関連の新技術を展示するスペースへ。自動収穫ロボットや3Dプリンターを用いた食品製造過程を見てびっくり。食品用3Dプリンターの仕組みは凡人の私には想像すらできませんが、新しい技術を見るのは楽しいなと思いながら会場を後にしました。
ジュニアSGDsキャンプ:未来を担う子供たちへのメッセージ
このスペースは、未来を担う子どもたちがSDGsを楽しく学べる**「ジュニアSGDsキャンプ」です。普段は、SDGsに関するワークショップが開催されているようですが、この日はちょうどワークショップがない時間帯だったので、日本の最先端技術に関する映像を見ることができました。その映像で紹介されていたのは、なんとコンクリートにCO2を吸収させる**という画期的な技術!環境問題の解決に貢献する日本の技術力が、子どもにもわかりやすく解説されていて、とても興味深かったです。
そして、このスペースで特に目を引いたのが、コンクリートでできた**「世界一重いスタンプ」**!公式スタンプとは別に用意されています。多くの方が楽しそうに並んでいましたが、並び疲れていたので私はスタンプを押しませんでした。元気な時に改めて押しに行きたいです。
また、会場内を歩き疲れた私にとって、さりげなく置かれていた**「自動給水機」**はまさに救世主!無料で冷たい水が飲めるこのサービスは、暑い日の万博散策には本当にありがたい存在です。でも、何故室内にある??他のパビリオンに比べて人も少なく、ちょっとした穴場かもしれません。SDGsについて学びながら、日本の技術に触れ、さらに嬉しいサービスまで見つけられる、素敵なスペースでした。
ギャラリーWEST~絵師100人展にようこそ~
未来の都市を出て、次に私が向かったのは、ギャラリーWESTで開催されていた**「絵師100人展」**。
実は、この日、私は絵師100人展を「Welcome to Japan 漫画家メッセージボード展」が開催されていると勘違いしていました。でも、会場に入って壁一面に広がる素晴らしい作品の数々に、たちまち引き込まれてしまいました。「そもそも、**『絵師』**って何だろう?」そんな素朴な疑問が頭をよぎりました。
一般的には、「絵師」は日本の漫画,アニメ風の絵を描く方を絵が指すことが多いようです。
どの作品も、細部にまでこだわりが詰まっていて、その世界観に圧倒されます。日本のイラスト文化の奥深さを改めて感じられる、素晴らしい展示でした。

東北絆まつり
ようやく本日のメインイベント「東北絆まつり」会場までたどり着きました。
パレードでは東北を代表する
- 秋田県「秋田竿燈まつり」
- 福島県「わらじ祭り」
- 岩手県「盛岡さんさ踊り」
- 宮城県「仙台七夕」
- 山形県「花笠まつり」
- 青森県「青森ねぶた祭」
が堪能できたのですが、パレードには間に合いませんでした。
もともとここで東北の味を堪能する予定が、寄り道しすぎてほとんどのお店がSOLD OUT。かろうじてジビエ(鹿)のフランクフルト・串カツをGET! 最後のイベント「青森県 津軽手踊り」とねぶたを見ながらジビエとビールを味わいました。
当日の様子は、下記URLからご覧いただけます。現地で見たくなりました。

東北トリップゾーン:映像でめぐる、東北の魅力
MATSURI会場のすぐ横にある特設会場、それが**「東北トリップゾーン」**です。ここには、東北6県(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)の観光名所が、迫力ある映像で紹介されていました。パレードは残念ながら間に合いませんでしたが、このゾーンでは、映像を通して東北の美しい景色や文化にじっくり触れることができました。
例えば、青森のねぶた祭りの熱気、岩手の壮大な自然、宮城の歴史ある街並み、そして福島の豊かな自然と伝統など、それぞれの県が持つ魅力が凝縮されていました。まるで、実際にその土地を旅しているかのような臨場感で、映像が終わる頃には「今度は本物の東北に行ってみたいな」という気持ちになりました。MATSURI会場の熱気とはまた違った、心落ち着く素敵な空間でした。

未来の都市は「お子様向けパビリオンNo.1」!?
- ナナさんおすすめ度
- お子様おすすめ度
- 待ち時間:なし
まさに「未来」のショールーム!
東北トリップゾーンを出た後、偶然にも待ち時間ゼロだった「未来の都市」!これは行くしかない!という運命を感じてしまいました。「Play for the future! 未来を遊べ!」をテーマにしたこのパビリオンは、日本の大手メーカーが最新技術を駆使して作った、まさに未来の街のショールームです。
以前お子様向けパビリオンとして紹介したルクセンブルク、フィリピン、セルビアのパビリオンも素敵でしたが、ここは「万博に来た!」というスケール感が最高で、現時点では「お子様向けパビリオンNo.1」だと確信しています。
迫力の映像でタイムトラベル
入場すると、まずは圧巻の映像体験が待っていました。巨大スクリーンに映し出されるのは、恐竜時代から始まり、縄文時代、産業革命を経て、現代、そして未来へと続く壮大な物語。まるでタイムマシンに乗っているかのような臨場感で、子どもはもちろん、大人も時間を忘れて見入ってしまいます。
触って、動かして、未来のくらしを体験
次のエリアでは、3D映像とタッチパネルを使って未来のくらしを体験できます。タッチパネルで家中の家電や照明を自由にコントロールしたり、エネルギーの消費量がひと目でわかる技術に触れたり。未来の技術がこんなに身近で、私たちの生活に寄り添っていることに驚きの連続でした。
夢中になれるゲームと体験
最後のエリアでは、各企業のユニークな技術をゲーム形式で楽しく体験できます。特に子どもたちに大人気だったのが、KDDIのゲームやクボタの農作物収穫体験ゲーム、そして関西電力のスマート電柱アバター体験です。私も体験したかったですが、待っているお子さんがたくさんいたので、並ばないことにしました。一方で、神戸製鋼所の美しい地球儀や、日本特殊陶業の「空気触る体験」など、じっくり楽しめる展示もたくさんあり、大満足!
時間がなくてじっくり見られなかったIHIライド風映像も、会期中にもう一度訪れてぜひ見てみたいです。
子どもたちが目をキラキラさせている姿を見て、未来への希望を肌で感じることができました。
未来の暮らしに触れる「フューチャーライフエクスペリエンス」
食・文化・ヘルスケア…未来の暮らしに触れる
「未来の都市」を出た後も、**「フューチャーライフエクスペリエンス」や「ベストプラクティス」**など、未来の暮らしに触れるエリアが続きます。展示は期間ごとに変わるそうで、私が行った時は、ビーガン向けの「大豆だし」やJAXAの「火星の石に触れる体験」ブースがありました。火星の石は20分待ちだったので、隣のJAXAブースで月面探査機の映像だけを鑑賞。迫力ある映像で、ちょっとした宇宙旅行気分を味わえました。
(9月10日まで、私が絵師100人展と勘違いしていたWelcom to Japan漫画家メッセージボード展開催中。追ってブログに書きますが、夕方でも15分待ちでした。)

万博散策の締めくくり
東エリアまで戻るのがしんどくなったので、急遽桜島行きのバスを予約して西ゲートから帰宅。万博会場を丸一日満喫しました。
ここまでお読みいただきありがとうございました!