こんにちは、ナナさんです。
小学校1年生さんの給食がもうそろそろ始まることと思われます。
息子が小学校1年生の時、「俺なんでアレルギーなんか、お母さん説明して……。」と言われ困ったことがあります。
その時に読んだ絵本を紹介します。
※2019年4月14日に公開した記事ですが、リライト元記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年6月20日に再度公開しました。
息子のつぶやき
保育園で保育体験会(という名のお掃除)に参加して、子どもの普段の様子を見たことは、非常にいい経験になりました。
小学校でも「普段の学校生活を見る機会があればいいな」と思っていました。
息子の学校には月に1回親が読み聞かせをする日があったので、読み聞かせボランティアを引き受けることにしました。
ある読み聞かせの日の朝、読み聞かせをする前に息子が寄ってきました。
「読み聞かせより僕のアレルギーについて説明してほしい。みんなになんでアレルギーなんって聞かれるけど、説明できなくて困ってる」
へっ!! なんですと??
「今日は読み聞かせに来たから、先生と相談して、次なんとかするね」
その日は普通に本を読み、後で先生に息子の言葉を伝えました。
「この間、むっちゃんの食堂車という絵本を読んだばかりなのですが」
と先生はびっくりしていました。
むっちゃんの食堂車
「〇〇くんが給食を残すのは、食物アレルギーという理由があるんだよ」
「アレルギーは個性だよ!!」
ということを理解しやすい本です。
保育園の年中~年長のお子さんに読むにはいい本だと思います。
しかし、「なぜアレルギーなのか?」という、息子の問いには応えていません。
ちかちゃんのきゅうしょく
息子のような質問に「アレルギーは個性」と答えても回答になりません。
(息子のアレルギーは、父が小児ぜんそくで学校に行けていない父と、私も花粉症シーズンはセレスタミンを飲んでも咳、くしゃみ、鼻水が止まらないので、遺伝でしょう)。
しかし、小学1年生に「ぼくは何故アレルギーなのか?、アレルギーとは何か?」ということを説明できる本はあるのか・・・。
次の読み聞かせの時に読んだ絵本です。
「アレルギーについて」絵本なら気軽に聴いてもらえるのではないか・・・。多少ハードルが低くなったかな、と、考えたいですが、小学1年生にはやっぱり難しい内容です。
アレルギーの仕組み、人間の免疫機能も説明している本で、個人的にはいい本だと思っていますが、小1には難しいかもしれないと感じました。
だから最後に
- みんなの周り、家族の方に春にマスクをしている人はいませんか? 春になると花粉が飛びます。花粉が身体に入るとくしゃみや鼻水がでる人がいます。これは”花粉症”と言うアレルギーで、くしゃみをしたり、鼻水を出すことで、身体の中に入るのを防いでいます。私も春には花粉が身体の中に入るのを防ぐマスクをしています。
- 〇〇は、”卵・牛乳・豆”がからだに入るとしんどくなる”というアレルギーがあります。食べ物のアレルギーも、花粉症も、体の中に入るとしんどくなるのは同じです。
- 〇〇は、しんどくなる食べ物を身体に入れるのを防ぐために、先生の隣で給食を食べます。また、給食にしんどくなるものが入っている日は、代わりの弁当を持ってきます。よろしくお願いします。
と言って教室を後にしました。
絵本でアレルギーの原因が理解できたのか、親が説明したからかは分かりませんが、それ以後、学校で「なんでアレルギーになったん?」とは言われていないようです。
息子からの問い
「なんで食物アレルギーになったんか?」
「遺伝」と答えています。
- 父は小児喘息で小学校、中学校は学校を休みがちだった。
- 母は花粉症のくしゃみ、咳喘息がひどすぎて、しばしば肋骨にヒビが入る。今も相談者の方に「あんた、仕事休んだら?」と言われる。
俺のアレルギーは親のせいか(怒)。
はい、すみません。
[contact-form][contact-field label=”名前” type=”name” required=”true” /][contact-field label=”メールアドレス” type=”email” required=”true” /][contact-field label=”サイト” type=”url” /][contact-field label=”メッセージ” type=”textarea” /][/contact-form]